知徳一体、真の国際人の育成を目指す

麗澤大学

麗澤大学
麗澤大学 千葉県柏市光が丘2‐1‐1
JR南柏駅からバス約5分、又は徒歩約15分
TEL.04‐7173‐3500
URL:http://www.reitaku-u.ac.jp

麗澤大学への行き方

JR南柏駅下車。改札口を出て左手の東口へ階段を下りると、再開発の進む新しい町並みが現れる。
JR南柏駅・改札口 JR南柏駅・南口駅前1 JR南柏駅・南口駅前2


1番乗り場からのバスならばどれでもOK。本数も多く、便利である。乗車約5分の「麗澤大学前」で下車。
バス停の交差点を向かい側に渡り、緑溢れるフェンス沿いに歩くこと約1分、右手のレンガの建物が麗澤大学。
JR南柏駅・バス停案内板 JR南柏駅・バス停 JR南柏駅・麗澤大学前

まるで森の中。強い夏の日差しの中でも、学内の木陰に入ればすう〜っと涼しい風が心地よい。
こんな環境の中で勉強できるなんて、いいな〜!
麗澤大学・校舎1 麗澤大学・校舎2 麗澤大学・校舎3

総面積約46万u(東京ドーム10個分の広さ)に様々な施設が点在し、一通りの「生活」ができるという。
学生約3,000名、教職員約200名の規模で、学部は外国語学部(英語学科、ドイツ語学科、中国語学科、日本語学科)と 国際経済学部(国際経済学科、国際経営学科、国際産業情報学科)の2学部。
麗澤大学・校舎4 麗澤大学・校舎5 麗澤大学・校舎6
校舎第一号棟から芝生の広がる広場へ 校舎第二号棟 大学院の入っている校舎第三号棟
麗澤大学・校舎7 麗澤大学・校舎8 麗澤大学・交差9

静かな時の流れる図書館。
図書館 図書館ロビー 図書館展示スペース
蔵書は約43万冊。
多くの学生が利用している。
ゆったりしたロビーで読書をする学生。 展示スペースでは江戸時代の旅、
名所図会道中記の展示が。
内容は半年毎に入れ替えられる。

学部の名前からも察せられるように、麗澤大学から『国際』というキーワードは外せない。
海外の23大学と交流協定を結び、学生の留学が活発に行われているほか、海外からの留学生も500名ほど在籍している。 中国、台湾、韓国からの留学生が大半を占めるが、アジアを中心に19カ国からの留学生を受け入れている(‘03年4月現在)。 中には横綱・朝青龍関が創設したモンゴルからの「朝青龍奨学生第一号」のハグワドルジ・ガワーさんも。
こうした留学生たちと積極的な交流を図り親睦を深めるサークル、麗澤国際交流親睦会(RIFA)の活動も活発だ。 まさに日常的に学内で多文化コミュニケーションが行われているといって良いだろう。 国際交流の輪は学内にとどまらず、留学生歓迎懇親会は地域の商店主をも招いて開かれるそうだ。

学生寮1 敷地内にある学生寮は全部で353名収容可能。
「安全、安い」ということで、近頃はキャンセル待ちの大人気。
別名『国際寮』と呼ばれているように、3人に1人は外国人。
自炊なので台所でのコミュニケーションもまた楽しい。
とてもアットホームで、コンパや寮対抗の球技大会などもあるそう。

お昼休みには、木陰で過ごす学生も多い。ドイツ語学科の学生さんに話を聞いてみた。
「規模が小さいので、みんな顔見知りだし、先生も名前をちゃんと覚えていてくれて、声を掛けてくれる。 クラスは多くて20名、少ないと8名ぐらいのクラスもあって、語学には最適ですね。」とのこと。
留学先での食生活に話が盛り上がる。
「ドイツとか、すぐに10キロぐらい太っちゃうよね。」それは大変!
ところで、麗大はどんな大学?
「なんか、和む大学。高校の延長みたいな…。障害を持っている人もフツーにいるし。」
国際経済学部3年の国枝慎吾君は先のパラリンピック・アテネ大会に出場、車いすテニスダブルスで金メダルの快挙を遂げた。 『外国語学科はまじめ、一生懸命』、『国際経済学部は華やか、今時の大学生』というイメージもあるらしい。「みんな仲良しで先生との距離も近い。いい大学ですよ。」

学生寮2 学生寮3

学生会館食堂棟 一方こちらは学生会館食堂棟(ひいらぎ)前。

2Fからはサークル活動か、ギターや歌声が。お昼休みとあってたくさんの学生さんで賑わっている。
その中で、何やらビラを配っているグループに話を聞いてみた。
「ああ、私たち、麗陵祭(大学祭)実行委員会の企画局です。1年生から3年生までいます。今日は、今年の麗陵祭のイベント、Mr.レディーに出場してくれる人の募集をしているんです。」麗陵祭実行委員は150名ほどいるとのこと。 代表するイベントとして学生、職員の方からも英語劇、中国語劇が挙げられたのは、さすが麗大!若手芸人さんを呼んでのお笑いライブも行われる予定で、盛り上がりを見せそうだ。

クラブ・サークル活動1 クラブ・サークル活動2 クラブ・サークル活動3
クラブ活動も活発で、馬術部や武術太極拳部など多くのクラブ・サークルが活躍している。

高校生に『大学で何をするか』のイメージを与えたいという目的で、施設が充実している麗大ならではの1泊2日体験入学、 オープン授業、出張講義などが開かれている。 また、一般の方対象に各種公開講座(ゴルフやダンベル体操まで!)も人気を集めている。

事務局でお話を伺っている間にも、次々と学生たちがやって来ては親しそうに職員さんと話をしている。
学生たちもイベントに積極的に参加しており、オープンキャンパスでの案内役や母校訪問などもボランティアで務めているそうだ。また、卒業生もしばしば近況報告に来たり、遊びに寄ったりと、家族的な雰囲気が麗大にはある。

創立者、廣池千九郎博士の「高い品性と専門性を備え、自分の考えを国際的に発信できる人材の育成が大切である」という考えは、時代を超えてまさに今日こそ必要とされ、ここ麗大の随所で実践されているという印象を受けた。